ペリーといえば、歴史の教科書に載っていて誰もが知っている人物ですね。
神奈川県横須賀市はそのペリー来航の地として知られています。
2023年はペリー来航から170周年の年で、久里浜港と金谷港を結ぶ東京湾フェリーが、黒船を運航することになりました。
この記事では、東京湾フェリー黒船クルーズの予約方法、料金や時間、駐車場の情報、黒船の定期運航の情報などについてお伝えしていきます。
東京湾フェリーのご紹介
東京湾フェリーのご紹介します。
東京湾フェリーとは、神奈川県横須賀市の久里浜港と千葉県富津市の金谷港の間を約40分で結ぶフェリーのことです。
もしJR久里浜駅とJR浜金谷間を電車で行くとしたら3時間半以上かかりますが、船だとたったの40分。確かに地図で見ると近いです。
久里浜港からは三浦半島観光ができ、金谷港からは房総半島観光ができるので、どちらを観光するのにも東京湾フェリーはとても便利です。
詳細は、よろしければ以下の記事をご覧ください。
この東京湾フェリーが、この度なんとも素敵な企画と、クルーズを開催してくれることになりました。
横須賀と言えばペリー。ペリーといえば横須賀ですね。
2023年はペリーの黒船来航から170周年。
これを祝して、いつもは白と赤のツートンカラーの東京湾フェリー「しらはま丸」が、なんとペリーの黒船の「サスケハナ号」のようなデザインにお色直しをして、2023年11月22日に久里浜港にやってくるというのです。
この日はプレス発表会が催され、翌日の11月23日から定期運航(久里浜港ー金谷港)されます。
そして、11月25日と26日には、「ペリー来航の足跡と横須賀の伝説を辿るクルーズ」が開催されます。
黒船ってどんな感じなんだろう?楽しみだなー!
黒船クルーズの詳細
170周年イベント企画として、黒船クルーズ、正式には「ペリー来航の足跡と横須賀の伝説を辿るクルーズ」が2023年11月25日(土)と26日(日)運航されます。
クルーズ名 | ペリー来航の足跡と横須賀の伝説を辿るクルーズ |
運航日 | 2023年11月25日(土)と26日(日) |
発着地 | 久里浜港ターミナル |
時間 | 10:15久里浜出港 黒船が停泊した場所 浦賀港 猿島 横須賀港沖 久里浜13:40入港 |
集合(久里浜港から乗船の場合) | 8:30~9:40に受付を済ませて、10:00に乗船 |
集合(金谷浜港から乗船の場合) | 8:15金谷港発の船に乗船して久里浜港で下りて、受付をしてから、乗船 |
料金 | 大人(高校生以上)3,000円、小学生1,500円 |
人数 | 500名 |
船内 | 船内には、横須賀のグルメの屋台や、黒船来航時のイラストなどあり |
黒船クルーズの予約方法
黒船クルーズは、以下の2つの方法のいずれかで予約します。
①電話
☎046-830-5622。但し、2023月11月1日(水)から。
②東京湾フェリーオンラインショップ(ネット)
東京湾フェリーのホームページから入ります。すると黒船の絵が出てくるので(11月25日か11月26日の大人と小人のチケット)選んで、申し込みと支払いの手続きをします。
①の電話と②のオンラインショップいずれも、クルーズの1週間前に郵送で「バウチャー券」が届きます。
クルーズ当日はこの「バウチャー券」を受付に提示します。
当日「バウチャー券」をお忘れなく!
久里浜港へのアクセス
久里浜港へのアクセスは以下のとおりです。
電車とバスの場合
最寄り駅は京急久里浜駅かJR久里浜駅です。
◆京浜急行久里浜線の京急久里浜駅から、タクシー約8分で約800円か、
2番のりばから京急バスの久7系統の東京湾フェリーゆきに乗り約10分(200円)か、
久8系統の東京湾フェリー野比(のび)海岸ゆきに乗り約12分(200円)
久7系統 | 東京湾フェリーゆき |
時 | 分 |
8時 | 25、50 |
久8系統 | 東京湾フェリー野比海岸ゆき |
時 | 分 |
8時 | 00、30 |
9時 | 00 |
◆JR横須賀線の久里浜駅から
京急バスの久8系統の東京湾フェリー野比海岸ゆきに乗り約10分(200円)。
尚、JR久里浜駅からは、京急バスの久7系統の東京湾フェリーゆきはありませんが、京急久里浜駅からは久7系統の東京湾フェリーゆきのバスがあります。
JR久里浜駅と京急久里浜駅は徒歩約4分なので、必要な方はご利用ください。
久8系統 | 東京湾フェリー野比海岸ゆき |
時 | 分 |
8時 | 02、32 |
9時 | 00 |
車の場合
横浜横須賀道路の佐原インターから10分程で、久里浜港に到着します。
金谷港へのアクセス
金谷港へのアクセスは以下のとおりです。
電車とバスの場合
JR内房線の浜金谷駅から徒歩約8分です。
車の場合
富津館山道路の富津金谷インターで下りて、国道127号線に入り、金谷港フェリー入口を100m程進むと金谷港に到着します。富津金谷インターからは約5分です。
駐車場(専用駐車場と久里浜港近隣駐車場)
駐車場情報をお伝えします。
専用駐車場
通常の東京湾フェリーは久里浜港と金谷港間を運航するので車も乗船できますが、このクルーズは当然ながら車は乗船できません。そのため久里浜港か金谷港の専用駐車場に車を駐車することになります。
駐車料金は、久里浜港は1,000円で、金谷港は600円です。
但し、予約制ではなく現地に来て並んだ順になります。
尚、この2023年11月25日(土)と26日(日)に限り、久里浜港の駐車場が縮小営業になるそうです。ちなみに通常の駐車台数は100台です。
久里浜港の近隣駐車場
もし満車の場合は、以下の近隣駐車場があります。(他にもあります)
◆タイムズ久里浜第6駐車場。徒歩約4分です。
30分220円。駐車台数は19台です。
◆くりはま花の国第2駐車場。徒歩約11分のところにあります。
1回630円。駐車台数は247台です。
◆三井のリパーク 久里浜7丁目第2駐車場。徒歩約13分のところにあります。
8:00-18:00は25分200円。最大料金は入庫後24時間以内は700円。駐車台数は3台です。
◆三井のリパーク 久里浜7丁目第3駐車場。徒歩約13分のところにあります。
土日祝の6:00-18:00は60分400円。最大料金は1,700円。駐車台数は5台です。
黒船クルーズの催行・中止の決定について
クルーズは、天候等や申し込み状況などにより催行・中止が決まります。
催行・中止の決定は2023年11月22日(水)の16:00にホームページに掲載されますので、予約申し込みをした方は、必ずご確認ください。
黒船の定期運航
2023年11月23日から定期運航されます。黒船入港記念PRESS発表会が開催され、翌日の11月23日から黒船は定期運航(久里浜港ー金谷港)されます。
今のところ、来年2024年11月まで運航予定ですが、延長になるかもしれないということです。
定期運航なので、もちろん車も乗船できます。
三浦半島や房総半島のおでかけにおすすめ!
実際に黒船に乗ってみました
11月25日に、実際に黒船に乗ってみました!
黒船が久里浜港に入港してきた時は感動しました。
東京湾フェリー自体が、ペリーの黒船「サスケハナ号」と同じ大きさなので170年前の気持ちになりました。
船内では、横須賀のグルメのお店があったり、名所の説明があったりして楽しかったです。
黒船のXmasクルーズ
東京湾フェリーの黒船でのクルーズには、Xmasクルーズもあります。概要は以下のとおりです。
※2023年10月現在はまだ予約は受け付けていないようです。
クルーズ名 | 黒船で行く横須賀の夕日と夜景・ソウルフードを楽しむXmasクルーズ |
運航日 | 2023年12月23日 24日 |
内容 | 走水沖(観音崎付近)で夕日と富士山を見ながら横須賀沖をガイドの案内つきで巡る。 船内では横須賀海軍カレーなど、横須賀のソウルフードをピアノなどの生演奏や踊りなどを見ながら楽しめる。 |
発着地 | 久里浜ターミナル |
時間 | 17:10に久里浜を出港し、走水沖で夕日と富士山を見て、猿島を通り、横須賀港沖を通り、20:20久里浜に入港 |
料金 | 大人3,000 |
人数 | 500名 |
東京湾フェリー黒船クルーズの予約方法と料金や時間&駐車場の情報!黒船の定期運航の情報のまとめ
- 予約方法は、電話か、東京湾オンラインショップ(ネット)
- 料金は、大人(高校生以上)3,000円、小学生1,500円。
- 時間は、10:15久里浜出港 黒船が停泊した場所 浦賀港 猿島 横須賀港沖 久里浜13:40入港。
- 駐車場は専用の有料駐車場がある。
- 2023年11月23日から、黒船は定期運航(久里浜港ー金谷港)される。
ホームページでも、黒船の絵は載っていますが、まだ写真は掲載されていません。どんな黒船なのかワクワクします。このクルーズでは、ペリーが船から見たであろう景色が見られるので楽しそうです。是非乗船してみてはいかがでしょうか。