神奈川県横浜市にある「三溪園(さんけいえん)」は、実業家の原三溪によって造られた国指定名勝の日本庭園です。
広大な面積の敷地には、三重塔などの国の重要文化財の建造物があり、春は桜、秋は紅葉の名所としても有名です。
この記事では、三溪園の紅葉2024の見頃時期や、ライトアップの時間帯、三溪園へのアクセス、駐車場情報等をお伝えします。
三溪園とは
三溪園は、横浜市東部の湾岸付近にある国指定名勝の日本庭園で、「三溪園」が正式ですが「三渓園」と表記されることも多いです。
明治時代に生糸貿易で成功した原三溪によって造園されたました。三溪園という名称は原三溪の名前からとったのですね。
園内は175,000㎡あります。175,000㎡というと東京ドーム3個分の広さです。とても広い日本庭園ですね。
また、シンボルともいえる三重塔と、梅、桜、紅葉などの四季折々の花や緑が大池と調和して、心癒される空間となっています。
園内をざっと説明しますと
正門を入ると、たて長の「大池」があります。そして大池を進むと中央付近に「原三溪翁の碑」があります。この「原三溪翁の碑」の右手側に「内苑」が、左手側に「外苑」があります。
外苑には三重塔があり、四季折々の花が咲いています。内苑は原家の私庭でしたが現在は一般公開されています。
三溪園の入園料
三溪園の入園料は以下のとおりです。
通常の入園料
2023年10月1日からの入園料は以下のとおりです。
尚、現金、クレジットカード、電子マネーが使えます。
高校生以上 | 900円 |
小中学生 | 200円 |
横浜市在住の 65歳以上 | 700円 身分証(運転免許証、保険証等)が 必要 |
開園時間:9:00~17:00(但し、入園は閉園の30分前まで。つまり16:30まで)
入園チケット事前購入(WEBチケット)
「並ばず入れるWEBチケット アソビュー!」や、「スマホで購入らくらく入場 kkday(ケーケーデイ)」などを利用すると、当日並ばずに事前に入園チケットを購入出来ます!
詳しくは「アソビュー!」と「kkday」のホームページをご確認ください。
入園料割引
うれしいことに、以下のいずれかを持参すると入園料が割引になります。
市内ホテルなどに置かれている三溪園発行の割引券、日本自動車連盟(JAF)カード、神奈川県民共済 わかばカード、ベネフィット・ワン会員証、横浜市交通局「 みなとぶらりチケット」
高校生以上 | 600円(2023年10月1日から800円) |
小中学生 | 100円 |
三溪園の紅葉2024の見頃時期はいつ?
三溪園の紅葉2024の見頃時期と「紅葉の遊歩道開放」期間は以下のとおりです。
「紅葉の遊歩道開放」期間は、2024年11月22日~12月8日(日)の9:00~16:00です。気候によりますが、三溪園の紅葉2023の見頃はまさにこの時期のようです。
遊歩道から聴秋閣ごし見える三重塔を是非お見逃しなく!
三溪園の紅葉2024のライトアップの時間帯
三溪園の紅葉2024のライトアップの時間帯は以下のとおりです。
ライトアップは、2024年11月22日~12月15日のうちの金・土・日曜日、祝日です。
時間帯は日没~19:30までで最終入園時間は19:00です(毎日ではありませんのでご注意ください)
ちなみに、2023年のライトアップは混んでいる時は長時間立ち止まって鑑賞したり写真を撮ることができなかったようです。
人気スポットで金土日祝日で、しかも時間が1時間半と短めなので混雑もやむを得ないのかもしれませんね。
三溪園紅葉2024の混雑状況
紅葉の期間は土日祝日のみならず平日も混雑します。
特に混雑するのは、土日祝日の開園9:00~ライトアップ終了の19:30。金曜日のライトアップ開始前~19:30は、駐車場も園内も非常に混雑します。
特に土日祝日は開園の9:00から混雑しますので、開園前に到着しておくとよいでしょう。ライトアップを見る方は開始時間より早めに入園しておくとよいでしょう。
混雑しすぎると、ゆっくり鑑賞も写真撮影も出来なくなってしまうので、早めの行動がよさそうですね。
◆ちなみに2022年は「金土日限定で、通常開園時間より1時間前の8:00に入園できる特別入園チケット1枚3,000円(入園料込)」が電子チケットとして発売されました。
2023年はまだわかっていませんが、もしあったら便利ですね。
興味のある方は9月~10月頃に三溪園のホームページでチェックしてみてください。
園内散策所要時間の目安は、すいている時は2時間位、混んでいる時は3時間位です。
園内は舗装されていない道が多いので、動きやすくて汚れても平気な服や靴で行かれることをおすすめします。
三溪園へのアクセス
三溪園へのアクセス(電車とバス、車)をご紹介します。
電車とバスを乗り継いで行く場合
一例として横浜駅方面からのアクセスをご紹介します。
横浜方面からは「みなとみらい線」と「根岸線(=京浜東北線)」での行き方があります。
「みなとみらい線」で元町・中華街駅下車の場合は、4番出口から徒歩3分のところにある「中華街入口」バス停2番のりばから市バス8系統の本牧車庫前ゆきか、168系統のぴあアリーナMM経由本牧車庫前ゆきに乗り、三溪園入口バス停で下車。三溪園正門までは歩いて約5分で到着します。
「根岸線(=京浜東北線)」で桜木町駅下車の場合は、
◆桜木町駅のみなとみらい側(動く歩道側)の桜木町駅前2番のりばから
①市バス8系統の本牧車庫前ゆきに乗り、三溪園入口バス停で下車。三溪園正門までは歩いて約5分で到着します。
②58系統の磯子車庫前ゆきに乗り、本牧バス停で下車。三溪園正門までは歩いて約10分で到着します。
③土日祝日限定ですが「ぶらり三溪園BUS」に乗り、三溪園入口バス停下車。三溪園正門までは歩いてすぐです。
◆桜木町駅の野毛側の桜木町駅前11番のりばから
①106系統の本牧車庫前ゆきに乗り、三溪園入口バス停で下車。三溪園正門までは歩いて約5分で到着します。
②101系統の根岸駅前ゆきに乗り、本牧バス停下車。三溪園正門までは歩いて約10分で到着します。
「根岸線(=京浜東北線)」で根岸駅下車の場合は
①1番のりばから市バス58系統か、101系統の保土ヶ谷車庫前ゆきに乗り、本牧バス停で下車。三溪園正門までは歩いて約10分で到着します。(58系統のバスは行き先が複数ありますが、どれに乗ってもOKです)
②7番のりばから54系統か97系統に乗り、三溪園南門入口バス停で下車、三溪園南門までは歩いて約7分で到着します。(54系統・97系統のバスは行き先が複数ありますが、どれに乗ってもOKです)
バスの場合
横浜駅から
横浜駅東口(そごう側)バスターミナル2番のりばから市バス8系統の本牧車庫前ゆきか、168系統のぴあアリーナMM経由本牧車庫前ゆきに乗り、三溪園入口バス停で下車。三溪園正門までは歩いて約5分で到着します。
土日祝日限定ですが、横浜駅東口(そごう側)バスターミナル2番のりばから「ぶらり三溪園BUS」に乗り、三溪園入口バス停下車。三溪園正門までは歩いてすぐです。
元町・中華街駅から(みなとみらい線)
元町・中華街駅4番出口から徒歩3分のところにある「中華街入口」バス停2番のりばから市バス8系統の本牧車庫前ゆきか、168系統のぴあアリーナMM経由本牧車庫前ゆきに乗り、三溪園入口バス停で下車。三溪園正門までは歩いて約5分で到着します。
桜木町駅から(JR線、市営地下鉄線)
◆桜木町駅のみなとみらい側(動く歩道側)の桜木町駅前2番のりばから
①市バス8系統の本牧車庫前ゆきに乗り、三溪園入口バス停で下車。三溪園正門までは歩いて約5分で到着します。
②58系統の磯子車庫前ゆきに乗り、本牧バス停で下車。三溪園正門までは歩いて約10分で到着します。
③土日祝日限定ですが「ぶらり三溪園BUS」に乗り、三溪園入口バス停下車。三溪園正門までは歩いてすぐです。
◆桜木町駅の野毛側の桜木町駅前11番のりばから
①市バス106系統の本牧車庫ゆきに乗り、三溪園入口バス停で下車。三溪園正門までは歩いて約5分で到着します。
②市バス101系統の根岸駅前ゆきに乗り、本牧バス停下車。三溪園正門までは歩いて約10分で到着します。
根岸駅(=京浜東北線)から
三溪園正門行きと、三溪園南門行きバスがあります。
- 根岸駅1番のりばから市バス58系統か、101系統の保土ヶ谷車庫前ゆきに乗り、本牧バス停で下車。三溪園正門までは歩いて約10分で到着します。(58系統のバスは行き先が複数ありますが、どれに乗っても本牧バス停をとおります)。
- 根岸駅7番のりばから54系統か97系統に乗り、三溪園南門入口バス停で下車、三溪園南門までは歩いて約7分で到着します。(54系統・97系統のバスは行き先が複数ありますが、どれに乗っても三溪園南門入口をとおります)
車の場合
東京方面から(首都高速)
首都高速横羽線の生麦ICから首都高速湾岸線(ベイブリッジ)に入り、本牧ふ頭ICで下ります。本牧元町入口を右折して3つ目の信号を左折します。
東名高速道路方面から
色々な行き方があります。例えば横浜町田ICで下りて、横浜横須賀道路の並木ICで首都高速湾岸線に入り、三溪園ICで下ります。本牧元町入口を右折して3つ目の信号を左折します。
*混雑具合にもよりますので、カーナビなどで設定して行ってみてください。
三溪園の駐車場情報
三溪園の駐車場情報は以下のとおりです。
専用駐車場
三溪園には専用の有料の駐車場が正門入口の隣にあります。
駐車時間は9:00~17:00(最終入庫は16:30)で、駐車台数は80台です。
*ライトアップ期間は時間が異なります。
以下は2023年10月1日からの駐車料金です。
入場から2時間まで | 1,000円 |
2時間超えた場合、30分毎 | 200円 |
1日の上限額 | 上限なし |
*尚、料金は現金払いのみです(1,000円札と硬貨のみですので、事前にご準備ください)
時期により料金が変動する場合があるから、最新情報は三溪園のホームページで確認してね!
周辺駐車場
◆三溪園の専用駐車場が満車の場合は、周辺駐車場の利用をおすすめします。
例えば以下の駐車場があります。
駐車場名 | 料金 | 駐車台数 | 三溪園までの時間 |
本牧市民公園駐車場 | 1時間200円(以降30分毎100円) | 267台 | 徒歩3分 |
タイムズ本牧三之谷第3 | 08:00~22:00は30分220円 最大料金990円 | 5台 | 徒歩7分 |
◆当日駐車できるか心配な方は「akippa(あきっぱ)」や「特P(とくぴー)」のホームページで事前予約出来ます。例えば以下の駐車場があります。
駐車場名 | 料金 | 駐車台数 | 三溪園までの時間 |
コートドール本牧駐車場 | 1日550円~ | 6台 | 徒歩7分 |
本牧大里町26-5駐車場 | 8:30〜21:00で400円 | 1台 | 徒歩6~9分 |
三溪園の園内サービス
三溪園は、園内サービスも充実しており、コインロッカー(無料)やオムツ交換台もあります。トイレは4ヵ所、お食事処も3軒あります。
そしてこれは予約が必要ですが、なんと結婚式と前撮りもできます!
三溪園の周辺観光
三溪園での紅葉を満喫し、時間があるようでしたら、中華街や元町方面に足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。
ちなみに中華街へは車で15分程です。
バスの場合は、三溪園入口バス停から市営バス8系統の横浜駅前ゆきか、168系統のぴあアリーナMM経由横浜駅前ゆきで約20分で中華街入口バス停に行くことができます。
三溪園の紅葉2024のまとめ
- 「紅葉の遊歩道開放」期間は、2024年11月22日~12月8日の9:00~16:00。この期間が紅葉の見頃時期とみられる。
- ライトアップは、2024年11月22日~12月15日のうちの金・土・日曜日、祝日の日没~19:30までで最終入園時間は19:00。
- 特に混雑するのは、土日祝日の開園9:00~ライトアップ終了の19:30。金曜日のライトアップ開始前~19:30。
- 専用の駐車場がある。満車の場合は周辺駐車場もある。
紅葉の遊歩道開放日期間は混雑が予想されますが、早めに入園するなどして、三溪園の美しい紅葉を存分に楽しんできてください。
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