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日光滝めぐり(湯滝・竜頭の滝・華厳の滝)所要時間とコース!アクセスと駐車料金も

おでかけ

奥日光三名瀑である湯滝・竜頭の滝・華厳の滝はとても美しい滝です。

この記事では、日光滝めぐり(湯滝・竜頭の滝・華厳の滝)の所要時間とコース、アクセスと駐車料金等についてお伝えしていきます。

奥日光三名瀑 湯滝・竜頭の滝・華厳の滝のご紹介

湯滝・竜頭の滝・華厳の滝は、奥日光三名瀑と言われいて、同じ源流の滝です。
上流からざっくり言うと、湯ノ湖→湯滝→竜頭の滝→中禅寺湖→華厳の滝の順で流れています。

四季折々に美しい姿を見せてくれますが、特に秋の紅葉時は多くの人が訪れます。
これらは、わりと近いところにありますので、1日で見て回ることが可能です。

湯滝

湯滝とはどんな滝でしょうか。

下の方で2つにわかれる湯滝

湯滝は高さ70m、全長110m、幅25mで、直瀑ではなく、急斜面の岩の上を白い水が流れ、下の方で2つに分かれて滝壺に流れていきます。

滝壺の目の前に観爆台があり、ド迫力の滝を間近で見ることができます。
観瀑台はウッドデッキで2段になっていて、後方にはベンチがあります。

観瀑台の左の階段を降りて行くと、滝壺の近くまで行くことができます。

滝の右には遊歩道があり、横から滝を見ることができます。
この遊歩道は約400段程の階段で、登りきったところに湯川と湯の湖があります。

2023年10月21日現在、紅葉は見頃を迎えています。

散策コース

◆まず湯滝とその上流にある湯川をまわるコースです。

湯滝からスタートするコース:30分~1時間位
湯滝の駐車場→湯滝観瀑台→滝の左の階段を下りる→滝壺付近→観瀑台に戻る→遊歩道を上る→湯川→遊歩道を下りる→湯滝観瀑台

湯の湖畔駐車場からスタートするコース:30分~1時間位
湯の湖畔駐車場→湯川→遊歩道を下りる→湯滝観瀑台→滝の左の階段を下りる→滝壺付近→湯滝観瀑台に戻る→遊歩道を上る→湯川

上記のコースに加えて、湯の湖を一周すると、プラス1時間で、合計1時間半~2時間位です。

◆遊歩道を歩くのが大変だったり、時間が無い場合
観瀑台で湯滝を見るだけなら10分~30分位です。

◆最初に湯滝の駐車場に車を停めて湯滝を見てから、車で湯の湖畔駐車場に移動して、湯川湯の湖を見るという方法もあります。これなら遊歩道の上り下りをしなくても済みます。
但し、湯の湖畔駐車場は無料ですが、収容台数が10台程と少ないです。

アクセス

電車とバスの場合

JR日光駅東武日光駅から東武バスの湯元温泉ゆき約1時間19分乗り、湯滝入口バス停で下車し、徒歩5分です。
バスは1時間に2本程度あります。

車の場合

東北自動車道宇都宮ICから日光宇都宮道路に進み、終点の清滝ICから約35分です。
中禅寺湖を通り、戦場ヶ原を過ぎて斜め左に行く道があるのでそれを進むと湯滝の料金所があります。

駐車場

料金所で駐車料金500円を支払い、少し進むと駐車場があります。
収容台数は約60台です。

駐車場の営業期間は4月上旬~12月上旬までで冬季は休業ですが、
休業期間は無料開放となっています。但し、積雪時は閉鎖する場合があります

駐車場付近には公衆トイレがあります。

湯滝レストハウス

湯滝レストハウスは滝のすぐそばにある木造の休憩処です。
中にはテーブル席があり、滝が見えます。
囲炉裏で鮎の塩焼き焼き団子を焼いているので、店内でも食べることができます。

また、Yショップもあり、食べ物や飲み物やおみやげなどが販売されています。

営業期間は4月下旬~11月中旬10:00~16:00で、冬季は休業です。

竜頭の滝

竜頭の滝とはどんな滝でしょうか。

竜に見えるかな

竜頭の滝は、湯滝から流れてきた川の末流にある滝で、滝の全長は210mで、滝幅は10mあります。

滝の上流と中流は黒い岩が階段のように段々になっていて、その岩肌を伝うように真っ白い水が勢いよく流れています。

滝壺付近は、中央にある大きな岩の両脇に白い滝が流れています。この中央の岩を竜の頭、両脇の白い滝を竜の髭に見立てて、竜頭の滝と呼ばれるようになったとされています。
この滝壺は、龍頭之茶屋の中にある観瀑台から見ることができます。

滝の東側に遊歩道があり、中流の水の流れを横から見ることができます。
遊歩道は、階段もありますが舗装されていて歩きやすいです。

遊歩道の階段を登りきると左に竜頭の橋があり、ここから上流と中流の様子を見ることができます。

2023年10月21日現在、紅葉は見頃を迎えています。

散策コース

滝壺付近(龍頭之茶屋)から遊歩道を登って竜頭の橋まで行き、また下まで戻る。

もしくは、竜頭の滝上駐車場から竜頭の橋に行き、そこから遊歩道を下って滝壺付近(龍頭之茶屋)まで行き、また遊歩道を上って竜頭の滝上駐車場に戻る。

滝壺あたりから竜頭の橋がある上流までは、徒歩で片道10分程です。
但し、ゆっくり滝を見ながら歩くと往復30分位です。
お店で飲食もすると1時間かかるかもしれません。

遊歩道から見た美しい流れ

龍頭之茶屋

竜頭の滝の観瀑台があるお店です。

営業期間は5月~11月の9:00~17:00です。
10月は無休です。 紅葉シーズンは早朝営業・延長営業をしている場合があります。
10月8日~10日の3連休は7:00にオープン予定だそうです。

お雑煮やお団子、ゆばソフトなどが食べらえます。ゆばを使った商品などのおみやげも販売されています。

アクセス

電車とバスの場合

JR日光駅東武日光駅から、東武バスの湯元温泉ゆきに乗って約1時間5分竜頭の滝バス停で下車し、徒歩2分です。
バスは1時間に2本程度あります。

車の場合

東北自動車道宇都宮ICから日光宇都宮道路に進み、終点の清滝ICから約30分です。

駐車場

県営竜頭の滝駐車場
駐車料金は無料で、収容台数は20台です。
茶屋まで徒歩1分で、近くに公衆トイレがあります。

​◆龍頭之茶屋の専用駐車場
県営竜頭の滝駐車場のすぐそばにあります。
収容台数は20台で、店舗利用者用の駐車場となっています。

県営竜頭の滝駐車場
駐車料金は無料で、収容台数は15台です。
茶屋まで徒歩3分です。

県営竜頭の滝駐車場
駐車料金は無料で、収容台数は10台です。
滝上バス停付近・竜頭の滝遊歩道を下り、徒歩10分です。

竜頭の滝臨時駐車場
駐車料金は無料で、収容台数は80台です。
茶屋まで徒歩10分です。

​※紅葉シーズンは竜頭の滝駐車場と龍頭之茶屋専用駐車場は大変混雑します。竜頭の滝下駐車場や竜頭の滝上駐車場なら入れるようです。

華厳の滝

華厳の滝とはどんな滝でしょうか。

華厳の滝は、言わずと知れた日本三大名瀑の1つで、中禅寺湖から流れてきた水が落下する高さ97mで幅7mの直瀑です。滝から流れる水量は毎秒3tで、滝壺の深さは約4.5mもあるそうです。

観瀑台には、岩盤の中の華厳滝エレベーターで約1分かけて100m程下っていきます。
このエレベータはなんと1930(昭和5)年に開業したそうです。
観瀑台は3階建てで、滝の姿と轟音を間近で鑑賞することができます。

エレベーターの往復料金

大人(中学生以上)570円
小学生340円
小学生未満無料

華厳の滝だけでなく、駐車場なども現金のみのところが多いので、現金のご用意をお忘れなく!

営業時間

12月1日~2月2末日9:00~16:30
3月1日~11月30日8:00~17:00

入場受付時間は、運行終了時間20分前までです。

エレベーターが混んでいなければ、所要時間は30分~1時間位です。

紅葉の見頃は例年10月頃です。この期間は10:00~15:00頃まで華厳滝エレベーターも駐車場も大混雑します。早めの時間に行った方が比較的すいています。

入口のまわりには、おみやげやさんや、鮎の塩焼きやスイーツなどが食べられるお店が何軒かあります。

2023年10月20日現在、紅葉は見頃を迎えています。

アクセス

電車とバス

JR日光駅東武日光駅から東武バスの中禅寺温泉ゆきに約約40分乗り、中禅寺温泉バス停で下車し、徒歩5分です。
バスは1時間に2本~4本程度あります。

車の場合

東北自動車道宇都宮ICから日光宇都宮道路に進み、終点の清滝ICから約25分です。

駐車場

◆県営華厳の滝第1駐車場と県営華厳の滝第2駐車場
いずれも華厳滝のエレベーター乗り場まで徒歩約2分です。

◆混雑時は、湖畔第1駐車場と湖畔第2駐車場もあります。
いずれも、華厳滝のエレベーター乗り場まで徒歩約10分です。

3つの滝をまわるコースと所要時間

まわる順番は自由ですが、以下の2つの順番でまわると効率的です。

上流の方から下流に向かってまわる。湯滝→竜頭の滝→華厳の滝の順番。

下流の方から上流へとまわる。華厳の滝→竜頭の滝→湯滝の順番。

それぞれ約30分~1時間位で観瀑できますので、半日あれば3つの滝をまわることができます。
バスの場合、1時間に1~2本あるので、帰りのバスの時間を見ておけば、効率よくまわれます。

アクセス

東京から日光駅へのアクセスと、日光駅から滝へのアクセスです。

東京から日光へ電車

◆東京からJR日光駅か東武日光駅へは、新幹線やJR線や東武線などいずれも約2時間かかります。
東京駅発で日光まで行く東北急行バスは2023年10月現在、運休中です。

東京駅発→新幹線で宇都宮駅→JR日光線で日光駅
新宿駅発→東武線の特急で→東武日光駅
浅草駅発→東武線の特急で→東武日光駅

日光駅や東武日光駅から滝へのバス

3つの滝をまわる場合は2日間有効湯元温泉フリーパス(3,500円)を使うと、JR日光駅か東武日光駅から湯元温泉までの東武バスが何回でも乗り降り自由でお得です。

日光駅から湯滝入口バス停まで片道料金1,850円で往復3,700円ですので、2日間ではなく1日だけ使うとしてもお得になっています。

それぞれの滝は約30分~1時間位で観瀑できますので、半日あれば3つの滝をまわることができます。
バスは1時間に1~2本あるので、帰りのバスの時間を見てから観瀑することをおすすめします。

湯滝入口バス停

湯滝入口バス停から竜頭の滝バス停までの乗車時間は約17分です。

竜頭の滝バス停

  • 竜頭の滝バス停から中禅寺温泉バス停(華厳の滝の最寄り)までの乗車時間は約14分です。
  • 逆に、竜頭の滝バス停から湯滝入口バス停までの乗車時間は約17分です。

中禅寺温泉バス停(華厳の滝の最寄り)

  • 中禅寺温泉バス停(華厳の滝の最寄り)から竜頭の滝バス停までの乗車時間は約14分です。
  • 中禅寺温泉バス停(華厳の滝の最寄り)から湯滝入口バス停までの乗車時間は約31分です。
  • 中禅寺温泉バス停(華厳の滝の最寄り)から日光駅までの乗車時間は約42分です。

紅葉2023の見頃

湯滝と竜頭の滝は、2023年10月12日頃から、華厳の滝は10月24日頃から紅葉の見頃となるようです。

奥日光滝めぐり(湯滝・竜頭の滝・華厳の滝)所要時間とコース!アクセスと駐車料金のまとめ

  • 湯滝・竜頭の滝・華厳の滝の観瀑の所要時間は、それぞれ30分~1時間位で、全部をまわると半日位。
  • コースは、上流から下流の方へ向かっていくのと、下流から上流に向かっていくのがある。
  • 都心からは、新幹線や東武の特急などで日光に行ける。日光駅からは滝へはバスが出ている。
  • 駐車場は、湯滝は有料、竜頭の滝は無料、華厳の滝は有料。


    3つの滝は半日もあれば回ることができ、しかも驚くことにやろうと思えば、都心からでも日帰りでまわることも可能です。もちろん宿泊してまわる方がゆっくりはできますが。
    とても美しい滝なので、是非この秋、滝めぐりをしてみてはいかがでしょうか。

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