真鶴半島といえば、干潮と満潮で違う景観が見られる三ツ石海岸が有名です。
都心からは、電車でも車でも約1時間半で行くことができる自然豊かな景勝地です。
この記事では、真鶴半島観光一周の時間はどれくらいか、三ツ石海岸へのアクセス方法や、遊覧船の料金や遊覧船のコースなどについてお伝えしていきます。
真鶴半島の三ツ石海岸
三ツ石海岸とはどんな海岸でしょうか。
三ツ石海岸のご紹介
三ツ石(みついし)海岸は、神奈川県の真鶴半島の先端にあり、初日の出や夕日のスポットとしても有名で、特に初日の出の時は多くの人が訪れます。
三ツ石の名前は、字の通り一番先端に三つの大きな岩があることに由来しています。正式名称は笠島といいます。
陸の方から見ると岩は2つに見えますが、真鶴半島遊覧船に乗船して沖の方から見ると3つあります。
干潮時には、陸地と三ツ石の間に岩礁が現れて陸続きになるので三ツ石まで行くことができます。
でも、満潮時には岩礁は隠れてしまい、陸続きではなくなります。
そのため、筆者が遠足で行った時「三ツ石まで行くと戻れなくなるから絶対に行かないように!」と先生に言われました。
三ツ石に行くときは気を付けてね!
でも干潮時間が長かったら三ツ石にちょっと行ってみたい気もしますね。
そんな場合は、真鶴町のホームページに4月~9月の潮見表があるのでそちらをご参照ください。
但し、10月~3月は潮位50cm以下が3時間続く日が無いのでこの時期の潮見表は掲載していないようです。
干潮の時は、磯遊びや釣りができます。
尚、公衆トイレはありますが、お店などはありませんので、飲み物など持って行かれた方がいいかもしれません。
三ツ石海岸から「潮騒遊歩道」という素敵な名前の遊歩道を400m程歩くと、釣り人がたくさんいる番場浦海岸に行くことができます。
三ツ石海岸と番場浦海岸の散策コース
散策コースの例は以下のとおりです。ちなみに三ツ石の岩には行かないコースです。
いずれも歩くだけなら30分位ですが、ゆっくり眺めたり写真を撮ったりすると1時間位になるようです。
ケープ真鶴の第一駐車場から1周する場合
ケープ真鶴の第一駐車場→ケープ真鶴の敷地内の階段を下りる→三ツ石海岸→潮騒遊歩道→番場浦海岸→坂道を上る→第一駐車場やケープ真鶴に戻る。
番場浦駐車場から1周する場合
番場浦駐車場→坂を下る→番場浦海岸→潮騒遊歩道→三ツ石海岸→階段を上る→ケープ真鶴→番場浦駐車場
※ケープ真鶴に上る階段がちょっときついかもしれません。でも、潮騒遊歩道では、歩きながら右側前方に三ツ石がきれいに見えます。
ケープ真鶴の第一駐車場から三ツ石海岸に行って戻ってくる場合
ケープ真鶴の第一駐車場→ケープ真鶴の敷地内の階段を下りる→三ツ石海岸→階段を上る→ケープ真鶴に戻る。※ケープ真鶴に上る階段がちょっときついかもしれません
番場浦駐車場から三ツ石海岸に行って戻ってくる場合
番場浦駐車場→坂を下る→番場浦海岸→潮騒遊歩道→三ツ石海岸→潮騒遊歩道→坂を上る→番場浦駐車場やケープ真鶴。
ケープ真鶴に上る階段はちょっときついので、気になる方はそれを避けるコースがいいかもしれません。あとは、時間や体力や景色の好みなどでご自由に歩いてみてください。
歩きやすくて滑りにくい履物がおすすめだよ!
ケープ真鶴
◆「ケープ真鶴」とは真鶴町営の観光施設で、ケープという名のとおり崖の上にあり、三ツ石海岸を見下ろすことができますし、ここから約300段の階段を下りて三ツ石海岸に行くことができます。
◆ケープ真鶴の中には、レストランやおみやげやさんや遠藤貝類博物館があり、休憩スペースやトイレもあります。
◆外の芝生広場からの見晴らしはよく、伊豆半島沖の島が見えることもあります。
与謝野晶子も訪れたようで歌碑があります。
また、彫刻の「Love Stone」や、二人乗りブランコ の「Find happiness」もあります。
◆また、映画「昼顔」で使われた屋根付きのバス停もあります。
と、見どころがたくさんあります。
◆三ツ石海岸とケープ真鶴へのアクセスですが、JR真鶴駅からバスの場合は、三ツ石・ケープ真鶴ゆきに約20分乗り、三ツ石・ケープ真鶴バス停(終点)で下車してすぐです。バスは1時間に1本程度なので事前に電車との乗り継ぎを調べてから行かれることをおすすめします。
◆駐車場ですが、ケープ真鶴専用(第1駐車場と番場浦駐車場)と、県営みさき駐車場があります。
ケープ真鶴専用駐車場 | 第1駐車場(約70台)と番場浦駐車場(約75台) | 1日1,000円 | ケープ真鶴で2,000円以上購入した場合と、真鶴町、湯河原町町民であることを証明するものを提示した場合、駐車料金が返金されます |
県営みさき駐車場 | 駐車台数が約20台 | 無料 | ケープ真鶴の300m手前にあります |
遊覧船の料金、コース、アクセス
真鶴港の遊覧船の正式名称は「真鶴半島観光船」です。
船のコースは、真鶴港→三ツ石沖→真鶴港です。
三ツ石沖では写真撮影しやすいように船が少し停まってくれます。心遣いがありがたいです。
乗船時間は約30分間で、デッキからカモメに餌をあげることもできます。
餌は、乗船券購入時に買うことができます。
船は天候により欠航になる場合がありますので、ご注意ください。
乗船定員は80名で、 最小運航人員は2名です。
※ 貴船まつりの期間中は運休になります。その他冬期などに連休期間があるようですので、
事前に電話で確認することをおすすめします。
営業日時 | 土日祝日と月曜日の10:00~17:00(毎日ではありません) |
料金 | 高校生以上1,500円、小中学生1,000円、未就学児は無料。※支払いは現金のみですのでご注意ください |
運航時刻 | 10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00(冬期は16:00は運休) |
アクセス(徒歩) | JR真鶴駅から約16分~20分 |
アクセス(バス) | JR真鶴駅から真鶴岬ゆきのバスに約5分乗り、魚市場バス停で下車し徒歩1分。 |
アクセス(車) | 西湘バイパスの石橋インターから国道135号経由で約25分。無料の駐車場あり。駐車台数10台。 |
真鶴半島観光一周
真鶴半島をウオーキングで一周したりするコースもありますが、今回筆者は時間と体力の関係で、
観光船に乗って三ツ石を見ることと、三ツ石海岸に行くコースにしました。
12:00真鶴港の魚座で食事
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13:00真鶴半島観光船(13:30まで)
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車でケープ真鶴方面へ移動(約5分)
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県営みさき駐車場に車を駐車
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坂を下り
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番場浦海岸
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潮騒遊歩道
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三ツ石海岸
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階段を上り
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ケープ真鶴
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14:30県営みさき駐車場
ということで、食事も含めて所要時間は約2時間半位でした。駅からウオーキングしたりすると半日~1日位かかるようですが、まだ体験したことがありません。
真鶴半島観光一周の時間はどれくらい?三ツ石海岸へのアクセス方法と遊覧船の料金やコースのまとめ
- 遊覧船乗車と三ツ石海岸散策の所要時間は、約2時間半~3時間位。
- 一周ウオーキングなどの所要時間は、半日~1日位。
- 三ツ石海岸へのアクセスは、JR真鶴駅からバスで約20分。
- 遊覧船のコースは、真鶴港→三ツ石沖→真鶴港。
- 遊覧船の料金は、高校生以上1,500円、小中学生1,000円、未就学児は無料。
真鶴は、自然豊かでのんびりとしたいいところで、都心からでも日帰りで行けますので、お休みの日にのんびり観光されてみてはいかがでしょうか。