日本三名瀑の1つとして有名な袋田の滝は茨城県の北部にあり、都心から車で2時間半程で行くことができます。
四季折々の美しさを見せてくれますが、紅葉の季節もまた格別の美しさです。
この記事では、袋田の滝の紅葉2024見頃時期、所要時間、駐車場の料金やアクセス方法などについてお伝えしていきます。
袋田の滝のご紹介
袋田の滝は、茨城県の北部の大子(だいご)町にある日本三名瀑の1つです。
高さ120m幅73mの大きな滝です。四季によって異なる景観が見られるのが魅力です。
袋田の滝は、入口を入るとまっすぐのトンネルの歩道「袋田の滝観瀑(かんばく)トンネル」があります、歩き進んでいくと第1観瀑台と第2観瀑台があります。
◆第1観瀑台
目の前に滝が見え、音もすごくて大迫力です。屋根もベンチもあるので、天候を気にせずゆっくり滝を見ることができます。
◆第2観瀑台
トンネルの奥にあるエレベーターに乗るとあります。
短めの階段を登って行き来できる3つのデッキから構成されていて、滝の上から下までの全景を見ることができます。ここは屋根はなく、開放的です。
◆吊り橋
トンネルの途中から吊り橋につながっています。ここは帰りに通るのがおすすめです。駐車場やお店がある方に行くことができます。
この吊り橋からは渓流が見え、対岸にはハイキングコースもあります。
吊り橋は少しゆれるけど短めだしそんなに怖くないですよ!
◆恋人の聖地モニュメントがトンネルの途中にあります。
◆生瀬滝
袋田の滝から約200メートル上流にある滝です。袋田の滝から吊り橋を渡って目指す月居山ハイキングコースで行くことができます。
◆2024年10月1日〜2025年1月31日には、大子来人〜ダイゴライト〜 袋田の滝ライトアップというイベントが毎日開催されます。
滝のライトアップは10月と11月は日没から20:00まで、12月と1月は日没から19:00までです。
袋田の滝観瀑(かんばく)トンネルが「光のトンネル」で彩られるのは、10月と11月は8:00~20:00までで、12月と1月は9:00~19:00です。
とても幻想的できれいですよ!
◆袋田の滝は、秋の紅葉だけでなく冬(例年12月下旬~2月中旬頃)に滝が凍結する氷瀑(ひょうばく)も有名です。
その年の気候によりますが、氷瀑の時期には、大子町観光協会のホームページで「氷瀑速報 袋田の滝の凍結情報」が頻繁に更新されますので、興味のある方はご覧になってみてください。
◆入場料は、JAF会員証を提示すると割引が受けられます。
大人 | 300円 |
子供(中学生以下) | 150円 |
◆営業時間は
5月~10月 | 8:00~18:00 |
11月~4月 | 9:00~17:00 |
袋田の滝の紅葉2024見頃時期と「袋田の滝ライブカメラ」
気象状況によりますが、例年色づき始めるのは10月下旬頃で、見頃は11月上旬~11月中旬頃になりそうです。
紅葉する樹木は、カエデ、イロハカエデ、クヌギ、ナラ、モミジ、ヤマウルシなどがあります。
大子町のホームページに「袋田の滝ライブカメラ」がありますので、こちらで最新状況を見ることができます。
袋田の滝の観光の所要時間
袋田の滝の観光の所要時間はどれくらいでしょうか。
第1観瀑台と第2観瀑台あたりで観瀑するだけなら1時間位です。
紅葉で混雑していると、もう少しかかるかもしれません。
あと、当然ながら、ゆっくり見たい方はもっとかかるかもしれませんね。
月居山ハイキングコースという、袋田の滝から吊り橋を渡り20分程登って生瀬滝に行くコースにも行く場合は、2時間以上かかるかもしれません。
袋田の滝の紅葉2024の混雑状況
普段から土日祝日は混雑しますが、紅葉の時期はより混雑します。
平日も混雑しますが、土日祝日はもっと混雑します。
平日も土日祝日も混雑する時間帯は、10:00~15:00頃になります。
電車やバスの場合は乗り継ぎや本数の関係で、袋田の滝の滞在時間が10:00~15:00位になるのも関係してるようです。あと、遠方の方は暗くなる前に帰る傾向がありますからね。
朝~10:00前までなら比較的すいているようですが、逆光になってしまうようなので、ちょっと滝が見づらいかもしれません。
袋田の滝へのアクセス方法
袋田の滝へのアクセス方法は以下のとおりです。
電車や路線バスの場合
JR水郡(すいぐん)線の袋田駅からバスやタクシーで約7~10分。徒歩で約35~40分です。
◆東京駅から行く場合、電車の接続などを考慮すると、下記のような時間帯になります。
◆東京駅から行く場合(往路)
①6:48東京発の上野東京ラインで上野駅まで行き、7:02上野駅発の常磐線に乗り換えて水戸駅まで行き、9:23水戸駅発の水郡線に乗り換え10:32袋田駅に到着。10:37袋田駅前から茨城交通の滝本ゆきのバスに乗り、10:46滝本バス停着。そこから徒歩約7~10分で袋田の滝に到着します。
②8:36東京発の上野東京ラインで上野駅まで行き、8:49上野駅発の常磐線に乗り換えて水戸駅まで行き、11:15水戸駅発の水郡線に乗り換えて12:28袋田駅に到着。 すぐバスがないのでタクシーに乗るか、徒歩35~40分で袋田の滝に向かう。
◆袋田の滝から東京駅へ帰る場合(復路)
①13:43滝本バス停発のバスに乗り13:50袋田駅前着で、13:58袋田駅発の水郡線で水戸駅までいき、15:31水戸駅発の常磐線で上野駅まで行き、17:41上野駅発の上野東京ラインに乗ると17:46東京駅に到着。
②15:30滝本バス停発のバスに乗り15:37袋田駅前着で、15:58袋田駅発の水郡線で水戸駅までいき、17:34水戸駅発の常磐線で取手駅まで行き、19:10取手駅発の常磐線(上野東京ライン)に乗ると19:57東京駅に到着。
車の場合
都心からは車だと約2時間半~3時間かかります。
常磐自動車道の那珂ICから約50分
東北自動車道の宇都宮ICから約1時間30分
東北自動車道の矢板ICから約1時間20分
バスツアーを利用する場合
電車と路線バスで行くのが大変だったり、車で行くのが難しい場合は、旅行会社のクラブツーリズムの「袋田の滝 バスツアー」で申し込むことができます。
出発地は新宿と上野です。詳細はホームページをご覧ください。
駐車場の料金
町営駐車場と民間駐車場があります。
◆町営駐車場
2つあり、いずれも無料ですが滝までは約1㎞あります。24時間営業なので、早朝に行っても駐車できるのが利点です。
・町営無料第1駐車場:収容台数35台で、滝まで約1㎞
・町営無料第二駐車場:収容台数220台で、滝まで約1.3㎞
24時間営業だけど、袋田の滝観瀑台の営業時間を考慮してね
◆民間駐車場
滝本バス停あたりから袋田の滝に向かう道には、お店や駐車場がいくつかあります。
お店で飲食や買い物をすると駐車場が無料になるところもあります。
駐車料金は500円が多く、滝から一番遠い駐車場は300円です。
遠いと言っても他の駐車場から徒歩2~3分なのでそんなに遠くはありませんが。
営業時間はその駐車場にもよりますが、だいたい9:00~17:00か18:00頃です。
そのいくつかをご紹介します。
●袋田の滝有料駐車場。
茨城県久慈郡大子町袋田279
「いちばん安い¥300」と看板が出ています。
●滝の駐車場根本
茨城県久慈郡大子町袋田159
この他にもお店の前や横に駐車場がいくつかあります。飲食などをすると無料になるようです。
袋田の滝 周辺情報
袋田の滝の周辺には、飲食店やお土産屋さんがたくさんあります。
あゆの塩焼き、焼き団子、けんちんそば、奥久慈しゃも、凍みこんにゃくなど、どれもとてもおいしそうですので、観瀑の後の休憩に立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
袋田の滝の紅葉2024見頃時期と所要時間!駐車場の料金やアクセス方法のまとめ
- 紅葉2024の見頃時期は11月上旬~11月中旬頃になりそう。
- 第1観瀑台と第2観瀑台あたりを観瀑するなら1時間位で、生瀬滝まで行くと2時間位。
- 駐車場は、無料の町営駐車場と、有料の民間駐車場がある。
- JR水郡線の袋田駅からバスかタクシーか徒歩。
大迫力で美しい袋田の滝。紅葉はさらにえもいわれぬ美しさです。少し遠いけど行ってよかったと思えますよ。