横浜のみなとみらい地区のロープウエイ「横浜エアキャビン」は、日本初の都市型ロープーウェイで、大人気の観光スポットです。
日中も夜も素晴らしい景色を見ることができます。
この記事では、横浜エアキャビンに予約は必要か、料金と割引について、混雑状況とおすすめの時間帯等についてお伝えしていきます。
横浜エアキャビンのご紹介
横浜エアキャビンとはどんなロープーウェイでしょうか。
横浜の「みなとみらい」地区のロープウエイは、正式名称を「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマエアキャビン)」といい、2021年4月に開業した日本初、世界最先端の都市型循環式ロープウェイです。
JR桜木町駅前と運河パークの間の630mを約5分で空中移動することができます。
キャビン数は36台で、1台あたりの定員は8人です。
運河パーク側には、よこはまコスモワールド、横浜ワールドポーターズ、横浜ハンマーヘッド、カップヌードルミュージアム横浜、マリンアンドウォークヨコハマ、赤レンガ倉庫など多数の観光スポットがあるので、横浜エアキャビンは移動手段としてもとても便利です。
横浜エアキャビンの車内からは、横浜港の他に、横浜ランドマークタワー、クイーンズイーストスクエア、インターコンチネンタルホテル、コスモクロック(観覧車)、ベイブリッジ、赤レンガ倉庫といった「これぞ横浜!」という建造物などが間近に見えて、とても贅沢な気分になります。
また、エアキャビンの下には汽車道や運河、道路なども見えます。
一般的にロープーウェイはだいたい郊外にあり、眼下に見える景色は大自然がメインですが、横浜エアキャビンの場合は横浜という都会の街と港が見えるのでとても新鮮です。
日中の景色が美しいですが、夕方から夜にかけての夜景も素敵です。
全キャビンバリアフリー対応、空気の自然循環による換気システム、さらに最新式バッテリーによる冷房システムという最先端の設備が整っています。但し暖房はないそうです。
バリアフリーだから、車いすやベビーカーでも乗車できるよ!
横浜エアキャビンの営業日時と休業日
2023年10月の営業時間は
平日 | 10:00~21:00 |
土日祝 | 10:00~22:00 |
尚、ロープーウェイのメンテナンスのために月に1回程休業日があります。
ほぼ平日のようですが、横浜エアキャビンのホームページの「営業時間・運休日について」に載っていますので、事前に確認してから行くことをおすすめします。
横浜エアキャビンへのアクセス
横浜エアキャビンの桜木町駅と運河パーク駅へのアクセスは以下のとおりです。
電車やバスの場合
◆桜木町駅
JR根岸線(=京浜東北線)の桜木町駅の南改札(東口)から徒歩1分(すぐ見えます)
横浜市営地下鉄ブルーラインの桜木町駅の北1口から徒歩1分(すぐ見えます)
横浜市営バスの桜木町駅前バス停からすぐ
◆運河パーク駅
みなとみらい線の馬車道(ばしゃみち)駅の出口4(横浜ハンマーヘッド/万国橋口)から徒歩7分
横浜市営バス「ピアライン」か「あかいくつ」に約5分乗り、万国橋・ワールドポーターズ前バス停で下車して徒歩2分。バスは平日は20分に1本程で、土日祝日は15分に1本程です。
車の場合
桜木町駅は、首都高速神奈川1号横羽線のみなとみらいランプから約3分で、
運河パーク駅は、同じく首都高速神奈川1号横羽線のみなとみらいランプから約5分ですが、
いずれも専用駐車場はありません。
周辺の駐車場
横浜エアキャビンの専用駐車場はありませんので、車の方は周辺の駐車場をご利用ください。
一例は以下のとおりです。
◆ショッピングモールなどの商業施設系の駐車場
コレットマーレ | 購入金額2,500円で1時間無料、5,000円で2時間無料 |
マークイズみなとみらい | 購入金額2,500円以上で1時間無料、5,000円以上で2時間無料、10,000円以上で3時間無料 |
横浜ワールドポーターズ | 購入金額合計3,000円以上で2時間無料、シネマ鑑賞すると3時間無料、誕生日の当日・前日・翌日は終日無料 |
横浜赤レンガ倉庫 | 購入金額1店舗につき3,000円以上で1時間無料 |
◆公共の駐車場
横浜市馬車道地下駐車場
収容台数は173台です。8:00~20:00は30分で300円、最大24時間料金は1,400円です。
横浜エアキャビンの運河パーク駅まで徒歩約10分です。
◆事前に予約できる駐車場
タイムズのBやアキッパで検索すると
みなとみらいグランドセントラルタワー駐車場1日1,200円~や、
横浜コネクトスクエア駐車場1日1,200円~などがあります。
自分にとって一番使いやすい駐車場を選んでくださいね
横浜エアキャビンの予約は不要、チケット購入方法と料金と割引き
横浜エアキャビンは予約制ではありませんので、予約は不要です。
当日チケット購入の場合
当日、桜木町駅か運河パーク駅のチケット売り場で購入します。
◆横浜エアキャビンの料金
片道 | 往復 | |
中学生以上 | 1,000円 | 1,800円 |
3歳〜小学生 | 500円 | 900円 |
◆「横浜エアキャビン」+「大観覧車コスモクロック21」のセット券
それぞれ単独で購入するよりも200円~400円程割引きになります。
片道セット | 往復セット | |
中学生以上 | 1,900円 | 2,300円 |
3歳〜小学生 | 1,200円 | 1,500円 |
事前にKKdayでWEB前売りチケット購入の場合
予約サイトのKKdayのサイトで、事前にWEB前売りチケットを購入しておくと、当日はチケット購入の列には並ばずに、2階の出発ゲートでQRコードをかざすだけで搭乗することができます。
但し、注意点がいくつかあります。
①日にちは指定できますが、時間は指定できません。
②往復チケットは購入できません。
③チケット購入の列には並ぶ必要はありませんが、搭乗の列には並ぶことになります。
④もし強風等で運休になった場合は、KKDAYで払い戻しされます(窓口では払い戻しはできません)
往復チケットを購入したい場合は、当日チケット売り場で!
◆横浜エアキャビンの片道料金
【台湾国境再開記念・限定割引】片道券/購入後すぐ使用可能/2023年12月31日まで | |
中学生以上 | 950円 |
3歳〜小学生 | 475円 |
平日も土日祝日も/片道券/購入後すぐ使用可能 | |
中学生以上 | 1,000円 |
3歳〜小学生 | 500円 |
◆「横浜エアキャビンの片道料金」+「大観覧車コスモクロック21」のセット券
平日も土日祝日も/購入後すぐ使用可能 | |
中学生以上 | 1,500円 |
3歳〜小学生 | 1,200円 |
◆「横浜エアキャビンの片道料金」+「横浜シーバス片道1回券」のセット券
13歳以上のみ1,700円。
YOKOHAMA AIR CABINの乗り方
予約制ではないので(というか予約はできない)、当日に桜木町駅か運河パーク駅のチケット売り場でチケットを購入してから、2階(桜木町駅も運河パーク駅も)の出発ゲートに行って搭乗します。
または、予約サイトのKKdayのサイトで、事前にWEB前売りチケットを購入しておくと、当日はチケット購入の列には並ばず、2階(桜木町駅も運河パーク駅も)の出発ゲートに行ってQRコードをかざして搭乗します。混雑時は出発ゲートの列に並びます。
係りの方にお聞きしたところ、キャビンは8人乗りですが、相乗りなどではなく、1グループ1キャビンを利用できるそうです。筆者が1人で行った時も、1人で1キャビンに乗せていただけました。これはとても嬉しいです。
また、他のキャビンを見ると乗車客の姿はうっすら見えますが、顔までは見えないので、プライバシーが守られていいです。
それから、桜木町駅から乗る場合は左にドアがあり、運河パーク駅から乗る場合は右にドアがあります。その反対側はガラス窓なので、外の写真を撮る場合はガラス窓の方がドアが邪魔にならずきれいに撮影できます。
つまり、桜木町駅からだと右(ナビオス横浜側)がガラス窓、運河パーク駅からだと左(ランドマークタワー側)がガラス窓になります。
横浜エアキャビンの混雑状況とおすすめの時間帯
平日は比較的すいていて、場合によっては並ばずにすぐ乗れることもありますが、⼟⽇祝⽇は混雑して場合によっては30分以上並んで待つこともあります。
土日祝日はホームページに混雑状況が掲載されますので、参考にするのもいいですね。
また、ゴールデンウィークや連休、⾚レンガ倉庫などでイベントが開催される時は、1時間位待つこともあります。
⽇中は桜⽊町駅の方が混雑し、夕方以降は運河パーク駅の方が混雑するようです。
すいているという点でおすすめの時間帯というと、午後よりも午前中になります。
景色がきれいな点でおすすめの時間帯というと、いつでもきれいなので、日中も夕方夜もすべてとなります(笑)。日中も夜も両方乗っていただきたいです。
横浜エアキャビンに予約は必要?料金と割引&混雑状況とおすすめの時間帯ものまとめ
- 横浜エアキャビンは予約制ではありませんので、予約は不要です。
- 片道料金は、中学生以上1,000円、3歳〜小学生は500円。
往復料金は、中学生以上1,800円、3歳〜小学生は900円。 - 平日は比較的すいていますが、⼟⽇祝⽇は混雑して場合によっては30分以上並んで待つこともある。⽇中は桜⽊町駅の方が混雑し、夕方以降は運河パーク駅の方が混雑するようです。
とても楽しい都市型ロープーウェイです。景色も最高ですので、是非日中も夜も乗ってみてください。