東京湾フェリーの料金を割引で利用する方法！乗船開始時間＆混雑状況や周辺観光地も

東京湾フェリーとは、神奈川県の久里浜と千葉県の金谷の間を横断するフェリーです。

いつかは乗りたいと思ってもなかなか機会が無かったのですが、今回乗ってみとても楽しかったので、おすすめしたいと思います。

この記事では、東京湾フェリーの料金を割引で利用する方法、乗船開始時間、混雑状況などについてお伝えしていきます。

東京湾フェリーのご紹介
久里浜港ターミナルへのアクセス
1. 電車とバスで行く場合
2. 車で行く場合
金谷港へのアクセス
東京湾フェリーの乗船料金
東京湾フェリーの割引き
東京湾フェリーの乗船方法と乗船時間
東京湾フェリーの混雑状況
東京湾フェリーのペリー来航170周年記念の「黒船クルーズ」
東京湾フェリーのターミナル周辺観光
1. 久里浜港周辺
2. 金谷港周辺
東京湾フェリーの料金を割引で利用する方法！乗船開始時間＆混雑状況のまとめ

東京湾フェリーのご紹介

東京湾フェリーは、神奈川県横須賀市の久里浜港と千葉県富津市の金谷港の間の東京湾を行き来するフェリーです。

◆基本情報

船	「かなや丸」と「しらはま丸」の2隻
旅客定員	680名
積載車両台数	バスのみ12台、乗用車のみ105台、オートバイ24台
乗船時間	40分
予約	予約制度はなく、先着順の乗船
運航便数	おおよそ、土休日や大型連休などは1時間に1便で、平日は2時間に1便程。（詳細はホームページのカレンダーで要確認。

◆ターミナル
久里浜港ターミナル、金谷港ターミナルともに、乗船券の販売窓口、レストラン、売店があります。
売店では、お菓子や飲み物の他、おみやげ品も販売されています。

◆船内
・よほどの悪天候でない限り（そういう場合は運休になりますね）ほとんど揺れません。

・船内の客室は２フロアあります。
船の前方に、前向きの座席や、ソファーやボックス席などがあります。
また、売店では軽食（お菓子、スナック、飲み物など）やお土産品や、「御船印」などが販売されています。
もちろんトイレもあります。

船の後方にはデッキがあり、天気のいい時は潮風を浴びながら海を眺めることもできます。

◆船上から豪華客船が見られる日時はホームページの「豪華客船情報」に載っていて、フェリーから夕日が見える時間はホームページの「夕日ガイド」に載っていますので、興味のある方はチェックしてみてください。

久里浜港ターミナルへのアクセス

久里浜港ターミナルへのアクセスは以下のとおりです。

電車とバスで行く場合

最寄り駅は、京浜急行線の京急久里浜駅かJR横須賀線の久里浜駅になります。

◆京浜急行線の京急久里浜駅からの場合、徒歩だと約22分です。
バスの場合は、2番乗り場で「久7系統」東京湾フェリー行きか、「久8系統」東京湾フェリー野比海岸行きに乗車し、「東京湾フェリー」バス停で下車すると、久里浜港ターミナルの前に着きます。バスの乗車時間は12分程です。

◆JR横須賀線の久里浜駅からの場合
「久8系統」東京湾フェリー野比海岸行きに乗車し、「東京湾フェリー」バス停で下車すると、久里浜港ターミナルの前に着きます。バスの乗車時間は12分程です。
尚、JR久里浜駅からは直接「久7系統」東京湾フェリー行きのバスは出ていませんが、徒歩で4分程のところにある京急久里浜駅から「久7系統」東京湾フェリー行きのバスがあります。

車で行く場合

横浜横須賀道路の佐原インターチェンジを下りて約10分で、久里浜港ターミナルの前に着きます。

専用の有料駐車場があり、駐車台数は約100台です。
駐車料金は1日1回1,000円です。但し、遊覧乗船（向こうの港で下船せずにすぐ往復してくること）の場合は1回500円です。

金谷港へのアクセス

◆電車で行く場合
最寄り駅は、JR内房線の浜金谷駅になります。そこから金谷港までは徒歩約8分です。

◆車で行く場合
富津館山道路の富津金谷インターで下りて、国道127号線に入り、フェリー北入口の信号を右折すると金谷港ターミナルが見えます。富津金谷インターからは約5分です。

専用の有料駐車場があり、駐車台数は60台です。
駐車料金は1日1回600円で、遊覧乗船の場合は1回300円です。

東京湾フェリーの乗船料金

自動車の料金は車種によります。

乗船券はターミナルの1階の窓口で購入します。その際、車種（軽自動車、普通車）と人数を伝えます。
支払いには、現金の他、クレジットカード、交通系ICが使えます。
尚、フェリーと観光施設などのセット券の場合は現金のみになりますので、ご注意ください。

◆自動車搬送料金

区分	大きさ	片道（2日間有効）	往復（7日間有効）
軽自動車	4m未満	3,500円	6,200円
普通車	6m未満	4,400円	7,800円
オートバイ	750cc以上	2,800円	5,000円
オートバイ	750cc未満	2,300円	4,100円
原付自転車	125cc未満	2,000円	3,550円
自転車	大人	1,500円	2,700円
自転車	小人	1,050円	1,900円

自動車搬送料金には、運転者1名の旅客運賃が含まれます。
他の乗車人については、旅客運賃が適用されます。

筆者の車は軽自動車ではなく普通車ですが、車検証では3.9ｍになっているので、もしかして4m未満に該当するか窓口の方に聞いてみましたが、「軽自動車ではないので、普通車料金」ということでした。

◆旅客運賃

区分	片道	往復
大人（中学生以上）	900円	1,600円
小人（小学生）	450円	800円
未就学児	大人又は小人１名につき２名まで無料。３人目からは小人運賃になる	無料

なので、例えば普通車1台で大人2名の往復料金は
普通車7,800円＋1,600円＝9,400円になります。
下記は筆者が購入した乗船券ですが、大人1と印字されているので、一瞬「あれ？」と思ってしまいまししたが、自動車搬送料金には運転者1名の旅客運賃が含まれているので、これで大丈夫なのです。

東京湾フェリーの割引き

様々な割引きサービスがありますので、うまく利用してみてください。

◆往復割引
片道ずつ乗船券を購入するよりも、最初から往復乗船券を購入した方が、
自動車搬送料金と運転者1名分の料金は、軽自動車なら800円、普通車なら1,000円お得です。
旅客料金でいうと、大人1名あたり200円、小人1名あたり100円お得になります。

◆ポイントサービス券
車で乗船の方のみ、改札時に「ポイントサービス券」がもらえます。
5枚で「徒歩往復乗船券プレゼント」、10枚で「乗用車50％割引（同乗者も含む）」、20枚で「乗用車ご優待（同乗者も含む）」

◆京浜急行連絡切符
金谷港の券売機でのみの販売になりますが、
金谷港→久里浜港→京急バス→京急久里浜駅→京浜急行線の目的地駅までのお得な切符です。

◆遊覧割引
行きのフェリーに乗船し、相手港で約20分停（下船できません）し、帰りのフェリーに乗船する場合、割引になります。

区分	往復
大人（中学生以上）	1,150円
小人（小学生）	580円

遊覧割引なんていうのがあるんだね！船にもっと乗っていた人におすすめだね！

◆他の施設との割引
三井アウトレットパーク木更津、マザー牧場、鴨川シーワールド、アロハガーデンたてやま、ゴルフ場などとのセット券などがあります。詳しくは、ホームページでご確認ください。

東京湾フェリーの乗船方法と乗船時間

◆徒歩の場合
①ターミナルの窓口で乗船券を購入します。
②出航時刻の15～20分位前に乗船のアナウンスが入ったら、徒歩乗船通路から乗船します。

◆車の場合
①車でターミナルに着いたら、乗船用駐車場（数字が書いてあるレーン）の、順番にならんでいる車の後ろに縦列駐車します。係員がいる場合は誘導に従いますが、もしいない場合でも順番に駐車します。
②車から降りて、ターミナルの窓口で乗船券を購入します。
③出航時刻の15～20分位前に乗船のアナウンスが入るので、車に乗ります（同行者も全員乗車します）。すると係員が来て、車に何人乗車しているか確認されます。
④前の車が動き出し、係員の誘導があったら車でフェリーに乗船します。
⑤船内の係員の誘導に従って、車両甲板に車を停めて、車から降ります。
車内に忘れ物が無いか確認してから車をロックします（出航中は車置き場には入れないので）。
⑥車両甲板のフロアの横にある階段を登って、客室に向かいます。

◆筆者は、3連休の初日の8:20の便に久里浜港から乗船する予定を立て、
7:45に車でターミナル到着し、乗船券を購入し、ターミナル内や外を少し見て回ったところで、
8:05に乗船のアナウンスがあり、車に乗り込みました。
ということで、出航時刻の35分前にターミナルに到着して余裕で間に合いました。

ゴールデンウィークやお盆などの混雑する時は、もう少し早めにターミナルに着いて乗船券を購入した方がよさそうです

東京湾フェリーの混雑状況

土休日の久里浜港から出航する午前の便（特に早朝便）と、金谷港から出航する午後の便（特に夕刻）は、混雑する場合があります。

但し、平日は空いています。

ゴールデンウィークやお盆などの長期連休の場合は、満席になり1～2便待つことになる場合がありますので、出航時刻より早めに行って乗船券を購入するのがおすすめです。