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忍野八海の駐車場の料金とアクセス方法(電車・バス・車)!観光ルートと所要時間も

おでかけ

忍野八海は「富士山世界文化遺産構成資産」になっていて、名水や池の美しさ、周辺の茅葺屋根や水車や山や川など、日本の原風景が見られるところで、日本のみならず世界中から観光客が訪れます。

都心からでも日帰りで行くことができます。

この記事では、忍野八海の駐車場の料金と、電車やバスでのアクセス方法、車でのアクセス方法、観光ルートと所要時間などについてお伝えしていきます。

忍野八海のご紹介

忍野八海(おしのはっかい)とは、山梨県忍野村にある富士山を水源とする湧水池のことです。

富士山が世界遺産であることは有名ですが、忍野八海も「富士山世界文化遺産構成資産」として登録されています。

場所的には、山中湖と河口湖の間あたりにあります。

湧水池は8つあり、どの池も透明度が高くて息をのむほどキレイです。
木や空が水面に美しく映え、鯉が泳いでいたり、きれいな水草が生い茂っている池もあります。

また、日本名水100選にも選ばれていて、飲み水としてもとてもおいしいので、ペットボトルなどに水を汲んで持ち帰る人もたくさんいます。

とても有名な観光地なので、日本国内のみならず海外からも観光客がたくさん訪れる大人気スポットです。

筆者は、「忍野八海って入場門のようなものがあって、その敷地内に池や遊歩道やお店がある」のかと思っていたのですが、実際には民家もお店もあるし、車が通る道路もあるんですね。

いくつか公衆トイレもあるよ!

8つの池などのご紹介

忍野八海には8つの池があり、すべてが富士山世界文化遺産構成資産となっています。

すごい透明度

出口池(でぐちいけ)(一番霊場
最も大きな池です。
他の7つの池から少し離れている(徒歩約20分、車で約3分)ので、人は少な目な感じです。
すぐそばに出口池駐車場があり、駐車料金は300円です。

お釜池(おかまいけ)(二番霊場)
最も小さな池ですが、深くて水量豊富で青くてきれいです。
静岡県の柿田川湧水のブルーホールに少し似ている気がします。
よろしければ、以下の記事をご覧ください。

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柿田川は国指定天然記念物に指定された日本三大清流の一つです。 この柿田川に隣接した柿田川公園内の展望台からは、青く透き通った美しい水が湧き出る「湧き間」のブルーホールを見ることができます。 この記事では、柿田川湧水群の見どころ、公園一周の所...

底抜池(そこなしいけ)(三番霊場)
「榛の木林資料館」の中にある有料の池です。
営業時間は9時からで、入場料は中学生以上300円、小学生150円、幼児(1歳以上)は100円です。

銚子池(ちょうしいけ)(四番霊場)
池の底から砂を巻き上げるようにして水が湧いてくる様子を見ることができます。

湧池(わくいけ)(五番霊場)
最も湧水量が多い池で、忍野八海の中心部にあります。
木や空が水面に映え、鯉も泳いでいて、忍野八海を代表する池です。

濁池(にごりいけ)(六番霊場)
湧池のすぐそばにあります。
濁っていなくてきれいな池です。すぐ近くの阿原川もとてもきれいです。

鏡池(かがみいけ)(七番霊場)
晴れてタイミングが合えば、水面に映った富士山を見ることができます。

菖蒲池(しょうぶいけ)(八番霊場)
池のまわりに菖蒲の花が咲く池です。
忍野八海の中心部からは少しだけ離れていてまわりが民家なので、人はそんなに多くありません。

中池
湧池と鏡池の間あたりにあります。
池の中には鯉が泳いでいてとてもきれいです。
てっきり忍野八海の池の1つなのかと思っていたら、なんと人工池なのだそうです。
中池に行くには、忍野八海池本売店の中を通って行きます。
お店には湧水があるのでペットボトルに汲んで持ち帰ることができます。

湧水、とってもおしいよ!

八海庭園彦兵衛屋敷(はっかいていえんひこべえやしき)
忍野八海バス停と忍野八海駐車場付近にある日本庭園です。
駐車料金は300円で、入園料は200円です。

忍野八海の観光ルートと所要時間

一番霊場の出口池から始めて、お釜池→銚子池→濁池→湧池→底抜池→鏡池→八番霊場の菖蒲池まで霊場順に巡るルートが一般的なようですが、ちょっと違ったルートをご紹介します。

観光ルートと所要時間

筆者は、
人がいない(すいている)池を見たいのと、
池の写真をきれいに撮りたい(人だかりが写らないようにしたい)
ので、以下のような計画を立てました。

・朝早く忍野八海に到着するようにする(結局7:20に到着)
・人が多く集まりそうな池(湧池、中池など)に先に行く。
・出口池は、少し離れていてそんなに混雑しないと聞いたので最後に車で移動して行く。
・飲食店はお昼時混雑すると聞いたので、9時開店の池本茶屋に入って魚の塩焼きを食べる。
・底抜池は9時にならないと入場できないので、9時前までに他の池を巡る。

そして実際に巡ったルートは以下のとおりです。

湧池中池濁池銚子池お釜池鏡池菖蒲→中池にある忍野八海池本売店→中池の前にある池本茶屋で9時に魚(山女)の塩焼きを食べる→底抜池→車で「八海庭園彦兵衛屋敷」→車で出口池

7:20に忍野八海に到着しましたが、もう既にちらほら人がいました。

湧池と中池は丸くて、池の周りに人がいると写真がきれいに撮れないので、人がいなくなるのを5分位待ち、徐々に人がいなくなり、単独で写真を撮ることができました。

その後、8時過ぎには湧池や中池あたりは人がたくさん来て、池のまわりは絶えず人がいる状態になったので、早めに行っておいてよかったと思いました。

他の池は、それほど人は多くなく、ほぼ待つことなく見ることができました。

所要時間

忍野八海の中心部にある7つの池(出口池以外の池)を巡る所要時間ですが、
池と池の間は徒歩約1分~4分位なので、7つの池をさっさと歩いて巡るのであれば1時間位です。

ゆっくり池や景色を見たり写真を撮ったり、途中で食べ歩きなどをすると1時間30分~3時間位です

底抜池は「榛の木林資料館内」にあるのですが、この敷地内には個人所有のきれいな「鯉の池」や忍野村最古の茅葺屋根の古民家、展望台など見どころがたくさんあるので、ここをだけでも30分~1時間位かかります。

出口池にも行くと、移動時間と見学時間あわせて、徒歩の場合は30分、車の場合は10分位プラスになります。

8つの池を全部巡ると、1時間半~3時間位になります。

池や景色がきれいなので立ち去り難くて、筆者は上記のルートを1周しただけでなく、湧池や中池や濁池は、何回も見に戻ったりしました。

忍野八海へのアクセス

忍野八海へのアクセスは以下のとおりです。

電車やバスで行く場合

東京方面から行く場合

新宿駅→河口湖駅か富士山駅まで特急→バスで忍野八海へ
新宿発特急「富士回遊」(朝7時台~9時台に1時間に1本程)で河口湖駅か富士山駅まで行き、「ふじっ湖号」か忍野八海経由御殿場駅行きのバスに約20~30分乗って忍野八海まで行く。
新宿からトータル約2時間30分位で。新宿駅から河口湖駅までの特急は片道2,050円で、
「ふじっ湖号」は乗り放題で1,700円。

新宿→忍野八海まで高速バス
新宿バスタから「新宿−富士五湖線・山中湖旭日行き」の高速バスに乗ると忍野八海まで行きます。
乗車時間2時間7分で、料金は大人2,600円です。予約が必要(1ヶ月前から予約可能)

東京駅→忍野八海まで高速バス
乗車時間は2時間22分で、料金は2,340円~2,390円(時期による)

新宿駅からJR中央線→富士急行大月線→富士山駅→バスで忍野八海へ
新宿駅からJR中央線に約1時間30分乗って大月駅で下車し、大月駅から富士急行大月線に約50分乗って富士山駅で下車します。その後、「ふじっ湖号」か忍野八海経由御殿場駅行きのバスに約20~30分乗って忍野八海まで行く。新宿駅からはトータル約3時間30分です。

◆河口湖から忍野八海までバスが何本か出ています。

◆河口湖へは新宿駅や東京駅からだけでなく、神奈川県、千葉県、埼玉県のいくつかの駅周辺からも高速バスがでていますので、河口湖まで高速バスで行って、そこからバスの「ふじっ湖号」に乗って忍野八海まで行く方法もあります。

名古屋方面から行く場合

東海道新幹線の三島駅高速バスで御殿場駅へ→河口湖行きの路線バスで忍野八海へ
東海道新幹線の三島駅で下車し、三島駅から高速バスに約50分乗って御殿場駅まで行きます。
御殿場駅からは、路線バスの河口湖方面行きに約50分乗車し、忍野八海バス停で下車します。

◆河口湖へは愛知県、三重県、大阪府、京都府などのいくつかの駅周辺からも高速バスがでていますので、河口湖まで高速バスで行って、そこからバスの「ふじっ湖号」に乗って忍野八海まで行く方法もあります。

車で行く場合

東京方面から行く場合

東名高速道路経由の場合
御殿場インターで下りて、国道138号線を進むと忍野八海に着きます。
御殿場インターから忍野八海までは約45分です。

中央自動車道経由の場合
河口湖インターで下りて、忍野村方面に進むと忍野八海に着きます。
河口湖インターから忍野八海までは約20分です。

名古屋方面から行く場合

東名高速道路経由の場合
御殿場インターで下りて、国道138号線を進むと忍野八海に着きます。
御殿場インターから忍野八海までは約45分です。

中央自動車道経由の場合
河口湖インターで下りて、忍野村方面に進むと忍野八海に着きます。
河口湖インターから忍野八海までは約20分です。

忍野八海の周辺駐車場

忍野八海周辺には基本的に無料駐車場はありません。平成23年4月末日に廃止になったそうです。
但し、駐車場によっては、お店の利用者は駐車料金が無料になるサービスを行っているようです。

駐車場名料金利用時間台数
忍野八海池本売店駐車場お店利用者は無料指定なし60台
売店かまのはた駐車場1日300円。但しお店利用者は無料9:00~16:3030台
榛の木林駐車場1日300円指定なし15台
ひのでや1日300円。お店600円利用者1時間無料(普通車)8:45~不定25台
オサダ駐車場1日300円指定なし100台
鱒の家駐車場2時間300円7:00~18:0050台
忍野八海大林駐車場1日300円8:00~19:0025台
忍野屋駐車場1日300円指定なし15台
向の家駐車場1日300円指定なし30台
弥生庵1日300円9:00~18:00 
(冬15:00迄)
30台
忍野八海㋕駐車場1日300円早朝~夕方10台

※駐車料金は現金払いのみのところが多いので、ご注意ください。

忍野八海の駐車場の料金とアクセス方法(電車・バス・車)!観光ルートと所要時間のまとめ

  • 忍野八海への車でのアクセスは、東名高速道路の御殿場インターからか、中央自動車道の河口湖インターから。
  • 電車でのアクセスは、河口湖駅か富士山駅で下車してからバスで。
  • 新宿駅と東京駅からは、忍野八海への直通バスが出ている。
  • 観光ルートは、霊場順にまわるもよし、混雑しそうな池からまわるもよし。
  • 所要時間は、1時間~半日位。

忍野八海は、ずーっとそこにいて見ていたい気持ちになるほど、本当にきれいで心やすらぐ場所です。
筆者が訪れた2023年11月5日は3連休で、ちょうど紅葉していたので、人が多かったです。
忍野八海は特に開園時間とかは無いので、すいている方がいい方は、朝早く行くのがおすすめです。

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